映画の中の音楽バトル

先日「風の前奏曲」の中で主人公が音楽で試合をするというシーンを観ながら、音楽モノの映画の作り方についてふと考えました。
風の前奏曲3_edited.jpg


この映画の中では、村ごとの楽団による対抗試合とか、宮廷楽団対有名楽団などがすさまじいほどの技巧を争い、対決していました。

音楽モノの映画の作り方というと、ひとつはミュージカルとしてストーリーの中に音楽をちりばめるもの、有名な作曲家やアーティストを主人公として彼らの演奏中のシーンや作品をからめていくもの、そしてもうひとつ、バトルもの大きく分けることができそうです。

その中でもバトルものとしては、「天使にラブソングをⅡ」での学校対抗のクワイヤコンテスト、「ブラス」のブラスバンド全英選手権大会、「スクール・オブ・ロック」のロック・バンド・バトルなどがあります。
たいてい、何か問題を抱えているグループやバンドが舞台となり、試合までにドラマや波乱があって、クライマックスのコンテスト。さて、その結果は・・・?という展開です。
バンド存続の危機、熱血の指導者、挫折しながらも自分の道を見出す天才プレイヤー、グループの中での恋愛などという主題やエピソードや絡まりながら、最後にクライマックスのコンテストシーンで映画の観客は手に汗握ったり、素晴らしい演奏に感動したり、結末で泣いたりと、楽しませてもらいます。
ストーリー自体は割とお手軽で他愛のない内容の映画だったりすることもありますが、音楽シーンの素晴らしさで帳消しになってしまうこともしばしばです。

そんな意味で、ストーリーはさておき、バトルシーンの素晴らしかった一押しの音楽モノというとこれ、
「ドラム・ライン」です。
マーチング・ドラムにかけた天才ドラマーが、チームワークの大切さを知り、成長してゆくスポ根映画みたいなストーリーなんだけど、ドラム演奏のシーン、バトルのシーン、どれもすごい迫力と素晴らしさで、心から楽しめます。
ドラムライン.jpg

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