見仏記・親孝行篇

私の愛読書のひとつ、見仏記(いとうせいこう・みうらじゅん著)の文庫本新刊が出ました(^o^)
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「仏友」いとうせいこう氏とみうらじゅん氏のお二人が、愛情をこめて仏像を「ブツ」と称し、
見仏の旅を綴ったこのシリーズも4冊目となり、
今度はお二人のご両親が一緒に見仏をするお話が中心です。

その親孝行ぶりも楽しかったですが、
今回興味がわいたのは山岳宗教です。
「役(えん)の行者」とか天狗とか、修験道とかそんなことと結びついた仏像の数々が登場しました。
しかも、みうらさん役の行者のこと「エンノ」って勝手に読んでるし。
どーなのよ、とか思いながら、私も「エンノ」見たいかも、と考えている自分がいて。

そしてもうひとつ、ぜひ行ってみたいところができました。
それは若狭(福井県)。
今回の見仏には若狭のお寺がたくさん出てきて、それはそれは興味深かったです。

若狭というところは大陸と奈良を結ぶ重要な地点だったらしいです。
たとえば若狭神宮寺。
ここの湧き水は東大寺のお水取りに奉じられるもので、
かつてこの寺にはインド僧実忠という人がいて、
のちに東大寺へと移って二月堂を送検したのだそうです。

若狭の海の向こうには百済があり、
大陸からの人や文化がここを行き交っていたのだと思うと、
「今度絶対行ってみたい」と思いました。
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羽賀寺。藤原時代の優美な仏様がいらっしゃるらしい。見た~い!!

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