ビューティフルボーイ

今年に入って3本目のタイ映画です。
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ブリュッセル国際映画祭、トリノ国際映画祭での最優秀作品賞受賞のほか、
ベルリン国際映画祭、など各国の映画祭で話題となった映画です。


2003年の作品で、
日本では去年から全国順次公開されていましたが、
札幌にはなかなか回ってこず、
今日、やっと公開になって早速行ってきました。

オカマのムエタイ選手として、
日本でも注目されたパリンヤー・ジャルーンポンの実録ドラマです。
化粧をし、試合前に女性らしいしなやかな踊りを舞い、
対戦相手の頬にキスをする、しかし、最強のムエタイ選手というので、
日本のテレビで取り上げられたこともあって、
彼のことは知っていました。
しかし、生い立ちや現在どうしているのかなどは、
この映画で初めて知りました。

パリンヤー(通称・トゥム)は
幼い頃から自分の事を男の身体に生まれてしまった女だと信じ、
本当の自分を捜し求めていたのだった…

ムエタイ選手として勝ち続ける最強の肉体を持つ自分と、
美しいものにあこがれ、女性になりたいと願う心・・・、
外側の自分と内側の自分が一致しない、
アイディンティティーのよりどころが見つからないって、
すごく辛いのだろうなということをとても、とても感じました。

現在、トゥムは手術を受け、
女性としてタイで女優やモデルの仕事をしているとのこと。
昨年、この映画のプロモーションのために来日しています。
パリンヤーインタビュー記事

テーマとしてはなかなか重いテーマなのですが、
自分に正直に、一生懸命生きていく姿がさわやかに感じられたこと、
そして、ムエタイの試合シーンがとてもよくて、
「いい映画だった~」と夫と2人で大満足しました。
そして私ってカンフーとかムエタイとか、実はかなり好きなんじゃ・・・?
と今ごろちょっと自覚したのでした。

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トゥムを演じたアッサニー・スワンくん。
なかなかさわやかで可愛い子です。
実は本物のムエタイ選手で、チャンピオン歴もあるとか。
でも、オカマではないそうです。

公式サイト
国際
日本

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