王子サーモン館

2月2日に取り壊し予定の旧王子サーモン館(北1西1)。

29日に見学会があり、行ってきました。

 この建物は戦後間もない 1949年に

北海道 ホルスタイン会館として建てられたもの。

その後、現在の持ち主のものとなり、

スモークサーモンを販売する店舗として使われていました。

 

この建物が建つ地域は「創世1・1・1区」という、

土地所有者や札幌市などが再開発準備組合を作って

総合複合施設の建設を計画中の地域であり、

現在は複合施設の施主6社の共同所有になっているそうです。

 

札幌の都心部のレンガ造のレトロな建物として

味のある風景となっており、また、歴史的にも価値もあるため

保存を求めた運動も行われていました。

 

しかし、所有者側の調査で耐震性に問題があると。

 

確かに当時の設計なら耐震基準などなく、

現在の基準に相当させるには

大がかりな工事が必要になるでしょう。

っていうか、この時代の組石造の建物を調査したら

みんな同じ結果になるというか・・・。

保存運動もかなわず、取り壊しになるサーモン館。

保存がかなわないのなら、

建物の一部を新しい建物に生かすなどの要望も

市民団体や研究者の方などから出されているようです。

Comments

2 Responses to “王子サーモン館”

  1. ある on 2月 1st, 2012 3:01 PM

    わたしも1/29の内部見学会参加しました。
    中心部が空洞の煉瓦など、専門家の先生も悩ませるようなミステリアスな建物だということがわかり、なおさら惜しくなりましたよね!
    壊してもその在りし日の姿を少しでも偲べるようにしてほしいです。
    きょう最後の別れを言いに行ってきました。
    1/29では見られなかった裏側をしっかりと記憶に刻んできました。
    本当に残念でなりません。

  2. むぎ on 2月 4th, 2012 4:22 PM

    ある様

    29日、いらっしゃってたのですね。
    今回の取り壊しには耐震性の問題だけではない、いろいろなことが絡み合っていたようですが、
    歴史的建造物の取り壊しに関しては、
    市民が事実を知る頃にはもう、市民が保存を望んでもかなわない状況になっていることが多いですね。
    もう少し前に何とかできなかったのか・・・と思われることがしばしばあって、本当に残念です。

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