アレキサンダー祭<4>

私が韓国に行っている間に、アレキサンダーの日本版DVDが発売になるので、行く前にちょっとだけ盛り上がっておこうと思い、お祭をすることにしました。かなり個人的趣味に偏ったお祭ですが、悪しからず<(。_。)>
※多少、ネタばれの恐れがあります。未見の方、ご注意くださいませ。

第4回目は「アレキサンダー軍の戦い」です。
ますます、個人的趣味が濃くなってきて「悪趣味」と紙一重になってきてるかも(^△^; これが最終回ですので、どうか、私の「アレキサンダー」を最後まで吐き出させてください。
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実は私、映画の戦闘シーン(西洋チャンバラシーンとも言う)がとても好きなのです。
もう、ここで多くの女性は引いておられると思いますが・・・(T_T)
戦闘シーン好きは、メル・ギブソンの「ブレイブハート」を観て以来(これについては別の機会に書くことにします)ですが、アレキサンダーの戦闘シーンも見ごたえがありました(^o^)

映画の中での戦闘シーンは二つ。
「ガウガメラの戦い」と「インドでの戦い」です。
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ガウガメラの戦い               インドの戦い

 映画の中の戦いは、史実そのままに描かれているわけではなく、他の戦いの要素も交えながらひとつの戦いとして描かれていますが、ガウガメラ=東征のスタートとしての戦い、インドの戦い=東征終了を導く戦いの象徴として描かれていると思います。


Colin_Farrell_i_Alex_32269a.jpg アレキサンダー10.jpg
 
 マケドニア軍(アレクサンダーの軍隊)の特徴は、ファランクス=密集方陣による集団戦法。
 ファランクスは盾、剣、サリッサ(長槍)を持った装甲歩兵で構成されています。マケドニア軍のファランクスは縦1列に16名が並びます。 サリッサは長さが6メートルあるため、 前から5列までの兵士が構える槍の穂先は最前列よりかなり前方に突き出されます。後11列以降の兵士は、敵の矢や投石を防ぐため、槍を上方に構えて槍の壁をつくりました。
 ガウガメラの戦いでは、このファランクスを前にして(他に歩兵や騎兵もいますが)、アレキサンダーは「恐怖を克服せよ!!」と軍隊を鼓舞し、自ら敵をひきつけるために、愛馬ブケファラスにまたがって、クレイトス、ヘファスティオンらととも走ります。
 ファランクスの男たちの雄たけび、飛んでくる敵の矢を浴びながら前進するさま、そしてアレキサンダーの超かっこいい乗馬姿、もう、何度見てもここでうっとりです。
 そして、ペルシア軍のラクダ戦隊とか、鎌付戦車とかも見飽きません。
 若き大王の、勝利を予感させるかっこよさに惚れ惚れしつつ、合戦シーンにわくわくしてしまいます。

アレキサンダー4.jpg
前日の作戦会議のシーン。このミニスカート姿には結構やられてますね、私。コリンだけひときわ短いような・・・。「バビロンこそ故郷だ」う〜っ、かっこいい!!

そしてインドの戦いは、なにやら不吉なものすら感じさせますが・・・。
まあ、この長い映画の後半の闘いですから、見ているほうもかなり疲れてますしね。
でも、私はここでは象が出てくるのがとても嬉しいです(あ、象さんたちは殺されたり、傷つけられたりしてないそうです。スマトラ沖地震の時に活躍したらしいです) 映画公開時には、戦闘に象が出てきたと、笑っている感想など見かけましたが、当時は「戦象」が存在したことは事実のようです。

戦闘シーン・・・、それは人と人が殺しあう、陰惨な行為です。どんなに正義を振りかざそうとも、たくさんの命を奪い、奪われるシーンです。でも、映画としてそういう戦争が舞台となり、戦争した人が主人公となっているのなら、それをきっちり描いているほうが潔くて、私は好きです。
自分は傷つける人になりたくないし、傷ついたら痛いだろうなと思いながら、でも、だからこそ肉を切り裂き、骨が折れてしまうリアリティから目がそらせなくなってしまいます。
アレキサンダー大王をはじめとする、多くのリーダーたちがいろんな理屈を持ち出して戦い、領土を広げていきます。その意味が何なのか、戦闘シーンを見ながらいつもそのことを考え、そうするとなおさら見入ってしまう自分がいます。

参考にさせていただいたサイト様
戦術の世界史様

Comments

No Responses to “アレキサンダー祭<4>”

  1. みんちい on 7月 23rd, 2005 8:32 PM

    ガウガメラの戦闘シーンから、戦い終わって日が暮れて…の凄惨さはほんとうにショックでした。あれが戦争の現実なのですね。批判されたゲイの部分を補ってあまりあると思うんですが。

    あの戦いぶりなら、誰もが重傷でしょうに、大王や側近たちのその後の遠征の日々を思うと、マケドニアンズはよっぽど頑強な体だったのか、医学が思ったより進んでいたのか…これ、いまだに疑問です。

    とはいえ、戦闘シーンはやはり血湧き肉躍るのは確かで、大王があともう一歩でダレイオスに迫るところは鬼神のようなかっこよさでした。
    川中島の謙信と信玄のように、刃を交えてから、ダレイオスには逃げてほしかったな。

    鎌付き戦車本当にコワかったです…

  2. みんちい on 7月 23rd, 2005 8:38 PM

    上の私のコメント一部、ネタバレ注意です。
    ごめんなさ〜い…

  3. むぎ on 7月 23rd, 2005 11:22 PM

    みんちいさん
    ネタばれ・・・、気になさらないでください。よく読んでみたら、私の記事のほうがネタばれです。
    なので、記事のはじめの方にお断りを入れました。まだまだ、語ることがおありでしたら、どんどん書き込んでくださいね。

    >ガウガメラの戦闘シーンから、戦い終わって日が暮れて…の凄惨さ
    あそこでアレキは泣いてますよね。そういう描き方も私は好きですが・・・。

    >あの戦いぶりなら、誰もが重傷でしょうに
    でも、マケドニア軍は奇跡的なほど死者も、負傷者も少なかったって言われてますよね。すごいなあ(なんか、間抜けな感嘆ですが)

    >川中島の謙信と信玄のように
    そう、そう。ダレイオスったらすたこら逃げるんだもの。でも、これも事実なんですよね(; ;)

  4. tami on 7月 24th, 2005 8:00 AM

    ガウガメラの戦いは興奮しましたね
    逆にインドの戦いはせつなかった・・・(/_<。)
    いつも横にいるヘファの姿が、私はすきでしたよ( p_q)
    あの時代よりあとのお話で、映画でも、ドキュメントでも、「アレクイサンドリア」などの地名が出てくると、(ああ、アレキが遠征した地域なんだな・・)とアレキを尊敬してしまいます・・
    世界の絶景100選、みたいなね(*’ー’*)よくでてきますよね 世界遺産がどうの・・とか

  5. むぎ on 7月 24th, 2005 11:52 AM

    tamiさん
    >いつも横にいるヘファの姿が
    戦いの最中でさえも、アレキの孤独をヘファの存在が救っていたのでしょうね。
    アレキの輝きのために自分がいるのだ、というへファの存在、役どころ、2人の関係をジャレは本当によく表現していたと思います。

    私もこの映画のおかげで、アレクサンダーの時代が前より身近になりました(*^-^*)

  6. Dreaming She-Wolf on 8月 10th, 2005 10:43 PM

    『ALEXANDER』part4

    「アレキサンダー」感想まとめ

  7. tami on 10月 18th, 2005 8:32 PM

    戦闘シーンはすごかったですよね
    ここ近年の映画大作(グラディエーター〜キングアーサー〜トロイ〜キングダムオブヘブン 付け加えるなら、ロードオブザリングも)
    とくに大群を率いる戦闘シーン(トロイ、キングダム〜、ロード)と比べても、アレキサンダーの戦略には驚くものがあります。とくにガウガメラですよね。。
    ただ、早送り、はやめてほしかったです^^; 編集の仕方には、ちょっと私は点数辛口でした(笑)

    ・・・・と、コメント書いた後で、↑私コメント2回目でしたね(; ̄ー ̄A (記事だけ今また読み返してしまいました 大汗)

  8. ColinFarrellfanblog on 10月 18th, 2005 8:34 PM

    アレキサンダー

    偉大なる大王となったアレキサンダー神々の英雄となるべく、民族の融合と教育、自由のために進み続けたアレキサンダーこうして歴史に名前が残るんですもの。。これが彼の目…

  9. むぎ on 10月 18th, 2005 11:02 PM

    tamiさん
    最近私、DC版を見ているのですが、劇場版とそれほど代わらないのに、インドの戦いの場面で、アレキが負傷するシーンがなんだか気になります。コリンのあのうつろな視線・・・。
    同じ映画でも見るうちに印象がだんだん変わってきますね。