何用あって月世界へ

今日は中秋というのに、

曇っていてお月見できそうもないので、

ちょっとひねくれた月の話題を。

          月面.jpg


何用あって月世界へ?-月はながめるものである―「毒言毒語」故・山本夏彦著より
「これだけで、分かる人には分かる」とあるので、

これ以上説明するのは野暮なのですが・・・(^o^;

 

「毒言毒語」は昭和46年(1971年)に単行本に、

55年(1980年)に文庫本として発行されました。

1971年といえば先日記事にした「タイガーランド」の舞台の年で、

アポロ14号が3度目の月面着陸をしています。
著者は

「何度も言うが、私は自動車を認めていない。

ラジオもテレビも認めていない。

あんなものなくてもいいものである。

あっても人類の福祉とは何の関係もないものである」

と書いていて、

さらに現代文明のことごとくを否定していると書きます。

 

たまたまここではテレビやラジオやアポロを否定して書いていますが、

それがクーラーだったり、ヒーターだったり、

モノは変わっても、当時から最近まで一貫して同じことを言い続けておられました。

 

私が山本夏彦さんの読者になって20年以上になりますが、

テレビも見ればラジオも聞くし、

こうやってネットで遊んでもいて、現代文明にどっぷり浸っています。

ですから、これらを読むと「ははは・・・(^o^;」と苦笑するしかないのですが、

お説教されるのがうれしいみたいに、

ずっと彼のコラムを読みつづけてきました。

説教するおじいさんが近くにいて「うるさいなあ」と思い、

好き勝手しながら、気が付くとその影響を受けてた、

みたいな気持ちよさがあるのです。
3年前に亡くなってしまいましたが、

常々「自分は生きている人と死んでいる人を区別しない」と書いておられ、

それを読んでいた私は残念に思いながらも、

そのことばを実感として受け止めています。

 

で、今夜は「ながめるもの」である月が見られないので、

負け惜しみに月から眺めた地球のイメージ画像を貼り付けてみました( ̄。 ̄;
月面と地球.jpg
画像提供・壁紙宇宙館様

Comments

No Responses to “何用あって月世界へ”

  1. kim on 9月 18th, 2005 8:46 PM

    お月見というと、息子が年長まで飼っていたウサギのモモを思い出します。
    丁度十五夜のちょっと前に、天に召されてしまいました。
    月を見上げて、ウサギのおもちつきの形を見るたびに、可愛かったモモを思い出します。(涙)
    今年は、お月見団子は美味しくない(?)ので、お月見饅頭を買いました。
    美味しかった。花より饅頭・・・。月が見られず、残念!

  2. むぎ on 9月 18th, 2005 11:01 PM

    kimさん
    >花より饅頭
    というより、団子より饅頭(?)
    月見酒というのもオツですが、今日はおとなしく寝ることにします(≧▽≦)

  3. julie and sally on 9月 19th, 2005 12:53 AM

    kimさん、モモさんの話なんだか心に沁みます
    「モモはねぇあのお月さまのなかに居るのよ」とかお子さまに話したんでしょうか
    色々な動物を飼ってらっしゃるご様子
    お子さまたちにはいい情操教育になっているのでしょうね
    私は「死んでしまうと可哀想だから」ともっともそうな理由でペットを拒否している人たちを見ると悲しくなります
    子供たちはペットの死から「死」というものと向き合うんですよね

    あれ?月とは違う話しになっちゃった(笑)
    私はタイで見た、半月が真横になっていた月を時々思い出してます

  4. むぎ on 9月 19th, 2005 6:37 AM

    julie and sallyさん
    夜更かししてんのねえ。
    この頃、早寝してる私。おとといは8時から寝てたよ(^o^)昨日はもう少し遅かったけど。

    >もっともそうな理由でペットを拒否している人たち
    死んでしまう悲しみは大きいけれど、それまでにもらった楽しい思い出のほうが大きいと思うし、そういうふうに「一緒に暮らしてくれてありがとう」って思える飼いかたをしたいよね。