14億円!!(゚∇゚)

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運慶作とみられる仏像が
ニューヨークのオークションで
14億円で落札されましたね〜ビ(゚ロ゚;)ビックリ!


この仏像は「木造大日如来坐像」
ヒノキ製の割矧造(わりはぎづくり)と呼ばれる手法で制作されており、
表面は金で彩色されています。
作風などから運慶が鎌倉初期の
12世紀末ごろ手掛けた作品とみられています。

2003年、所有者が東京国立博物館に鑑定を依頼、
「足利氏二代目足利義兼によって
創建されたと言われている樺崎寺に安置されていた
運慶作の仏像とみられる」と鑑定され、
翌年には同博物館で公開されたため一躍脚光をあび、
2007年まで東京国立博物館に寄託されていました。

調査を担当した山本勉・清泉女子大教授によると、
像内に納められた品物と、表情や衣、髪の彫り方などから、
運慶作の可能性が高いと判断したそうです。

しかし所有者から2006年に国外持ち出しを前提に
指定文化財でない証明を求める申請があり、
同庁は文化財指定も検討しましたが、
所有者の同意に至らず、指定手続きに至らず
今回のオークション出品となりました。
 
運慶の作品は推定作も含め12件が国宝や重要文化財の指定を受けており、
それらの国外持ち出しには許可が必要とのことですが、
この仏像は指定されなかったため、
落札者が日本在住者でない場合、
国外へ持ち出されてしまうおそれもありました。

そんな大きな心配もあり、
国に対して海外流出防止対策を求める
署名活動もあったわけですが・・・。

結局、落札額は予想価格(150万〜200万ドル)の6倍以上に達し、
最後は日本のデパート・三越と米個人収集家の一騎打ちとなり、
三越が落札して、海外流出の危機を逃れました。 

自称「運慶ファン」(ただし、去年5月から)としては
日本にとどまってくれて本当に嬉しい限りですが、
ファンならもっとアンテナ張って、
署名運動にもちゃんと協力しろよ!というところですね(´_`;)トホホ

それと、私は熱心な仏教徒ではないけれど、
やはりお寺で仏像を拝見する時は
ご挨拶の意味もこめて手を合わせてしまうほうなので、
単に美術品としてオークションにかけられる仏様の身の上を思うと、
とても複雑な気持ちになってしまいます。

Comments

4 Responses to “14億円!!(゚∇゚)”

  1. pocky on 3月 20th, 2008 8:41 AM

    おはようございます。
    私もこのニュースをテレビで見ました。
    日本に戻ってきてくれて良かったです^^

  2. むぎ on 3月 20th, 2008 4:19 PM

    pockyさん☆

    こんにちは。

    今後はできれば一般公開など実現すれば嬉しいですが、
    まずは日本から出ていかなくて、ほんと、よかったです。

  3. サムディ on 3月 20th, 2008 5:04 PM

    こんにちは。

    >運慶作とみられる仏像

    TVでクローズアップされたものを見ましたが、
    お顔の気品や全体の佇まいの良さに、
    素人ながら「名品」の部類なのだろうな
    との感想を持ちました。
    とりあえず、国外流出を防ぐことができて
    良かったですね。

  4. むぎ on 3月 20th, 2008 5:26 PM

    サムディさん☆

    こんにちは。
    いろいろ事情があるのでしょうけれど、
    文化財指定にできなかったこと、
    文化庁も買い上げられなかったことなど、
    考えさせられました。

    テレビのインタビューで三越の方が
    「個人の方の依頼で落札した」と
    話していましたので、
    この仏様はどなたか個人の所有物(仏)として
    しまわれてしまうこともあるのでしょうか・・・

    それでも日本国内にとどまるなら
    よしとするしかないのでしょうね。