クレーの絵本

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今日、北海道立近代美術館の特別展
「パウル・クレー 創造の物語」に行き、
帰りに「クレーの絵本」を買ってきました(^o^)


近代美術の代表画家とも言えるパウル・クレー(1879-1940)
生涯に約9,400点もの膨大な作品を残しましたが、
今回の展覧会では約150点が展示されました。
北海道では初めての回顧展だそうです。

しかし、私にとってクレーというと
三善晃さんが作曲された合唱組曲「クレーの絵本」が
一番身近であり、すぐに思い浮かぶのです。

この合唱曲は詩人谷川俊太郎さんの詩と
クレーの絵の組み合わせによる「クレーの絵本」をもとに
作曲されたもので、はじめは男声合唱のための合唱曲でしたが、
後に混声合唱、女声合唱でも発表され、
私は混声合唱を歌ったのでした。

最近は合唱のレベルも高くなっていて、
この曲は中学生程度のレベルと言われているようですが、
当時は難しい曲という印象がありました。

詩も不思議な雰囲気と魅力があり、
「クレーの絵ってどんなだろう」と思い、
画集を本屋さんで立ち読みした記憶があります( ̄。 ̄;

そして今回、晴れてホンモノをじっくり鑑賞してきました。

合唱はメロディー(リズム)と詩という音の世界で、
絵は目で感じるもの・・・
展示されているたくさんの作品を見ながら
耳を澄まして、音楽を感じようとしてみたのですが・・・

家に帰ってきて改めて
絵を眺めながら谷川さんの詩を読んでみると、
心の中に三善晃さんの素敵な音楽とリズムが
よみがえって来た気がします。

クレーは晩年、ナチスに迫害され、
皮膚硬化症という難病に侵され、
なお、60歳で亡くなるまで精力的に絵を描き続けています。

バウハウスで教えていたこと、ナチスのこと、難病のこと、
今回の展覧会ではじめて知ったことばかりでした。

決していいことばかりではなかったクレーの生涯なのに、
飾られた絵からは生きるパワーみたいなものが
じわじわと(強烈ではないけれど)感じられ、
行ってよかったと思う展覧会でした。

パウル・クレー 創造の物語・北海道立近代美術館

Comments

No Responses to “クレーの絵本”

  1. MALICE on 8月 30th, 2006 10:10 PM

    MALICE詳しくはわかりませんが、とても安らげるみたいですね☆

    クレーはナチスに迫害されていたんですか。。

    MALICEも最近、モチベーションが↓気味なので、こういった物も良いかも。。

    美術館とかはとてもゆったりとした時間を過ごせますよね。

  2. むぎ on 8月 30th, 2006 10:27 PM

    MALICEさん
    >モチベーションが↓気味なので
    暑い時にパワフルに動き回られて、お疲れなんじゃないですか(-_-;)

    この展覧会は10月までやっていますので、機会があったら行ってみてください。
    美術館というシチュエーション自体が安らげますから。

    あと、よく寝ることですよ!!
    精神的な疲れも、ゆっくり休養をとると元気になりますから(^o^)ノ

  3. 寿司屋のおかみさん小話 on 8月 31st, 2006 9:37 AM

    知りませんでした〜でも、
    その小さな画像を見ても、
    とっても綺麗な絵だなあと感じます。
    ナチスの時代に生きていた人なのですね。
    この方の作品をもっと見てみたいと思いました。

    あの、優しくぼけたような魚の絵が、
    人のこころを和らげるような感じですね。

    魚に、みょうに親近感です(笑)

    わたしも、絵を描くのは好きなのです。
    むぎちゃんも描きますか?(*^_^*)

    では、また遊びにきます。

    安らぎの記事をありがとん♪

  4. むぎ on 8月 31st, 2006 4:20 PM

    おかみさん
    クレーの絵、興味を持っていただけましたか。

    さすが、やはりお魚に反応ですね(≧▽≦)

    私、絵は自慢できるほどヘタなんです( ̄▽ ̄)
    美術の成績もイマイチでしたし・・・
    どちらかというと音楽のほうが得意で、好きです。
    でも、美術館に行ったり、絵やデザインやクラフトなどを鑑賞するのは大好きです。

    やすらいでいただけたのなら、嬉しいです。
    私もまた、そちらへ遊びに行きます。

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